2019年8月4日

今年もありがとうございました！なこそ夏まつり♪

　2019年７月27日土曜日、仲見世バルバロスは『なこそ夏まつり』に出演させていただきました。勿来のみなさま、双葉町のみなさま、ご声援ありがとうございました。

『なこそ夏まつり』とバルバロスのご縁は2011年５月にまで遡ります。

　わたしたちに何が出来るのか。

　未曽有の大災害を前に無力さと焦燥感を感じ始めていたころ、双葉町のみなさんが避難されていた埼玉県加須市の旧騎西高校を慰問する機会をいただきました。東日本大震災、津波被害、原発事故、全町避難という厳しい状況の中、サンバを喜んでもらえるのか。手探りではじまったサンバショーでしたが、騎西高校の中庭に徐々に集まって来てくださった双葉町のみなさんの笑顔に、わたしたちの方が勇気づけられる想いでした。
　夏の盛りを迎えるころには着替え用のＴシャツを贈らせていただいたり、バルバロスメンバーの取引先であるぷちぷちの川上産業さんが避難所にパーテーションを設置してくださったりと、双葉町さんとバルバロスの交流は続いていました。

　いわきの夏まつりの先陣を切って行われる『なこそ夏まつり』は、《いわきおどり勿来大会》と《鮫川花火大会》が開催される地元の方に愛されるおまつりでです。
　双葉町の役場機能を、埼玉県加須市からいわき市東田町に移転したのが2013年６月。その翌年2014年から、バルバロスは双葉町さんとのご縁で『なこそ夏まつり』の露払いとしてパレードさせていただいています。「今年も来てくれてありがとう」「おかえりなさい」と声をかけてくださる方、車の中からちぎれんばかりに手を振ってくださる方。なこそ夏まつりはバルバロスにとって、とても幸せなパレードです。

　2019年７月現在も２千人以上の双葉町のみなさんが、いわき市に避難されています。
　バルバロスは、誇りと希望のつまった新しい歴史を創っていく双葉町のみなさんに、敬愛の念をもって、これからもこのご縁を大切にして参ります。

　今年もご声援、ほんとうにありがとうございました！

2014年