2025年3月29日
自由の森学園サンバ音楽隊 解散式
2025年3月29日土曜日、仲見世バルバロスは 自由の森学園サンバ音楽隊 解散式 に参加させていただきました。
自由の森学園サンバ音楽隊をけん引して来られた重山禎弘先生の定年退職に伴い、解散となる自由の森学園サンバ音楽隊。浅草サンバカーニバルには2000年から出場し、多くの素晴らしいサンビスタがここから巣立っていきました。自森最後の演奏の場にご一緒させていただいてありがとうございました。最高のバテリア陣、最高のダンサー陣をしっかりと胸に刻みました。
バンデイラば畳まれていく様子がもう……涙。
これからもみなさまの活躍を応援しています。またどこかで会いましょう!
重山先生〆のご挨拶
1996年、学校でパーカッショニスト渡辺亮さんをお招きして、15人くらいの講座をとっていた生徒たちにサンバのワークショップををやっていただいたんんですね。そしたら生徒たちが大熱狂して僕もすごく楽しかったんでその子たちと一緒にサンバが始まったんですけれど、98年にその子たちが卒業する時期になりああこれでもうお終いかなと思ったんですけれど、授業でやってみない?っていう話がありまして。そっからサンバの授業がスタートして、その1998年が「自由の森学園サンバ音楽隊」チーム結成の年です。それから26年経ちました。
それから、さっきの歌の歌詞ではないんですけれど、なんか浅草サンバカーニバルっていうのがあるよ、っていう風に誰かが言って、じゃあ出てみる?っていうところで2000年に初出場して、最初は30人くらいしかいなくて、ちっちゃいスピーカーを軽トラに積んで行ったら、みんな何とも大きなトラックにビルみたいなスピーカー積んでいて、これは来るところ間違えたなっていう風に思ったんです。
けれどそれから24年経ってここまで大きく成長しました。まあチームが無くなるときってあんまりいい感じじゃないことが多いんだけれど、たまたま僕が定年退職っていうことで自由の森を去ることになったんで、授業をやる人もいなくて、ここで終わり、ということになりました。今年初めてサンバをやっている1年目の高校生もいっぱいいて、たぶん彼らはこれからだよ俺たちは、ってきっと思っていると思うんですけれども、そういった意味ではほんとうに申し訳ないかなって思うんですけれども、私も永遠じゃないんで(笑)
いつかはこういう時が来るかなって思っていましたが、今日がその日になりました。今日の会、ホントに素敵で、僕は最初のリベルダーヂが始まったときから涙が止まらなくて、まあ今でもそうなんですけれど、ほんとうに皆さんの心のこもったパフォーマンス、気持ちがすごく伝わってきて、自由の森の体育館でこんな会が開けるなんてほんとうに夢のようで。最後、自分たちのホームグラウンドであるここで、こんな素敵なパーティーが出来たことは本当にうれしいし、こんなこと言っちゃアレですけど一生の思い出になりそうです。ご来場のみなさま、ほんとにそれぞれのエスコーラのみなさまも応援に駆けつけてくれて、ホントにありがたいなあと思っています。
この子達まだ若いんで、10代ですからやっと一番僕と長く付き合っている人たちで30代になって、僕がサンバ始めたの36の時なんで、だんだん僕の年に近づいてきています。今日これで7~80人バテリアいると思うんですけれど未来のサンビスタです。僕はちょっとここで定年退職ということで自由の森を去りますけれど、もう少しサンバに関しては関わっていきたいなとは思っているんですが、この若い子たちを、未来のサンビスタ、未来の日本サンバ界を背負って立つ人たちにきっとなる、と思っていますんで、これからもこの子達をよろしくお願いいたします。
なんかずーっとこの会が終わるのがほんとに寂しいんですけれど、時間もあるんでこれで終わりにしたいと思います。今日は皆さん本当にありがとうございました。それから26年間自由の森学園サンバ音楽隊を応援してくださって本当にありがとうございました。またどこかでお会い出来たらなと思います。
みなさんほんとにありがとうございました!
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